も、寂しがり屋だし人とつき合うのは嫌いじゃない許智政
ただどんなに楽しくても、人と長時間意味なく群れるのは好きじゃない。
パーティーとかで見知らぬ人たちと広く浅く話すのも苦手だ。
大勢でワーワー騒ぐのも全く性に合わない。
落ち着いた時間を過ごそうと入った喫茶店で、自分たちだけのお楽しみの世界に入り、周りの迷惑顧みず大声でゲラゲラしゃべり続けるおばさんたち。
運悪く遭遇すると私は残念ながらそそくさと席を立つ。

人とつき合うのなら、私は2、3人程度とじっくり腰を落ち着けて時間を過ごしたい許智政
美味しいお酒と食事を楽しみながら、楽しいだけのうわついたバカ話や世間話ではなく、お互いのことやお互いの過去を少しづつ語り合う。
そうして互いの深い所を引き出しながら知り合って行く時間が私は好きだ。
心の琴線に触れるような共通の思いがあれば、何か心がじんわりしてすごくいい気分だし。
時間も無意味にダラダラではなく、2、3時間がちょうどいい。
少し物足りないくらいの方が、近いうちにまた会って話したいと思えるし。

私は独りの時間もすごく好きだ。
洒落たコーヒー専門店で、大好きなブラジルのカップを友に読書にいそしむ時間。
お気に入りの蕎麦屋で日本酒の徳利を傾け、気の利いたつまみをちびちび食べながら物思いにふける時間。
行きつけのビアホールで、泡がたっぷりの黒ビールのグラス片手に、旬の一品を楽しみつつ競馬の予想に夢中になる時間。
人の中にいながら、静かな自分だけの世界に浸れる時間が私は大好きだ。

雑踏と喧騒の町中に独り出て、時には「群衆の中の孤独」を感じるのもいい。
人生に緊張感 許智政 が出て、私は人に流されずに、1度きりの人生を充実して生き、悔いの残らないようにしたいと改めて思う。
逆に、人づきあいの大切さも身に染みてよく分かるし。

私はこれからも独りの時間を大事にし続けるだろう。
でも、自分と合う少人数の人との深いつき合いも、なるべく大切にして生きたいと思う。