肥満は、脂肪組織に多くの中性脂肪が溜まって体重が増加した状態で、BMI{体重(kg)÷身長(m)×身長(m)}が25以上の場合です。ちなみに、18.5未満は低体重、正常体重は18.5~24.9の間で22が標準体重となります。
肥満にも、原因によって症候性肥満と単純性肥満があります。まず、症候性肥満は内分泌系や遺伝、脳の異常などが原因で起こるもので、全体の5%程度です。
一方、特別な病気が原因ではなく、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回るために肥満となるのは単純性肥満といい、全体の95%がこのタイプだと見られております。
すなわち、肥満の多くは、食べ過ぎや運動不足などが原因で起こるもので、生活習慣を見直すことで肥満は予防できると考えられております。
特定健診・特定保健指導の効果を分析したところによると、積極的支援該当者に対して特定保健指導を実施して1年ごとに検査した結果、データがかなり改善されております。
コメント